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身近な疾患、糖尿病と高血圧に冬虫夏草がもたらす効果

生活習慣病としてあげられる代表格といえば、糖尿病。かつては「贅沢病」などと言われていましたが、糖尿病は本来とてもかかりやすい疾患で、かつ非常に怖い病気でもあります。

糖尿病には1型と2型があり、1型の場合は生まれつき体内のインスリン分泌量が少ないことから、血液内における血糖のコントロールが出来なくなることで起こる症状です。

2型の場合は糖分やカロリー、脂質の高い食べ物を多く摂取していることで血糖のコントロールが出来なくなり、インスリンの分泌量が保てなくなる症状です。糖尿病以上に身近な疾患が高血圧。

これは加齢に伴い起きてしまう症状のひとつともいえ、高齢者の方の中で高血圧が原因で降圧剤を使用している人の比率は50%以上と言われています。

こうした身近な疾患の症状に対し、冬虫夏草はどのような作用を示すのかを考えてみましょう。

冬虫夏草のフレーズとしては「不老長寿」や「滋養強壮」そして「抗がん化作用」ですが、このどちらにも糖尿病、高血圧は当たらないように思えます。

ですが、冬虫夏草の中に含まれる「マントニール」という成分は血流を改善し血圧を下げるという降圧作用があると言われています。

ただ、血糖値に対して直接的な作用を及ぼす成分についてはまだ解明されていません。

しかし「中薬現代研究と臨床応用」に掲載されたデータを参照すると、糖尿病の患者29名に対して冬虫夏草を1~2か月服用した結果、87%の人に改善が見られたと報告されています。

また高血圧に対しては273名に対し、1~2か月で約76%の人に改善が見られたそうです。

明確なエビデンスはまだ確立していないものの、代替療法として使用するには充分と言えるでしょう。

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