【薬膳料理編】冬虫夏草レシピ

日本で販売されている冬虫夏草のほとんどはサプリメント形式のものが多いのですが、中には乾物として販売しているものもあります(ほとんどが中国産です)。
最近では薬膳料理の資格や生食がブームになっていますので、「冬虫夏草を料理にして食べたい」という方はぜひ参考になさってください。
【冬虫夏草 薬膳スープ】
※冬虫夏草の「子実体」部分を使います。
子実体というのは、幼虫に寄生した冬虫夏草の菌が幼虫の体内で菌糸を充満させ、
幼虫の栄養分を吸収した後、胞子を飛ばすために幼虫の身体をやぶって外に出た部分のことを言います。
イメージで言えば種をやぶって芽が出たような感じに見え、その芽にあたる部分が「子実体」と言われる部分です。
そのため、本来の冬虫夏草には幼虫の身体もついているのですが、子実体のみの場合には幼虫の身体がありません。
【材料】
白菜の芯 適量
ベーコン 2枚
冬虫夏草子実体 適量
冬虫夏草の戻し汁 600cc
塩 適量
1)購入した冬虫夏草の子実体を準備します。
2)子実体を水洗いした後、ぬるま湯(600cc)につけて戻します。
なお、この戻し汁には冬虫夏草子実体の栄養分がもどした子実体よりも含まれているので、これを使用してスープを作ります。
3)戻し汁と一緒に子実体を煮込みます。煮込めば煮込むほど、出汁が出て色が濃くなってきます。手頃なところで味見をし、塩で味加減を調整しましょう。
4)白菜を斜め切りにし、ベーコンは短冊切りにして冬虫夏草の子実体を煮込んだ鍋にいれます。
後から入れる白菜とベーコンに関しては、お好みに合わせて入れるものを変えてみてもよいでしょう。
ベーコンを入れずに鶏肉を入れて出汁にしたり、パクチーを入れるのもおすすめです。
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