1. HOME
  2. ブログ
  3. 冬虫夏草の成分って、何がどのぐらい入っているの?

冬虫夏草の成分って、何がどのぐらい入っているの?

冬虫夏草は1990年代にその効能に注目した人達が増加したことから急激に価値が高騰し、乱獲や密猟者が増えたことで激減してしまいました。そのため、2007年以降は中国から日本への輸入も途絶えてしまいましたが、日本は独自にチベットにしか生息しないオオコウモリ蛾冬虫夏草と同種族のサナギタケ冬虫夏草の育成に成功することができました。そこまで多くの人が求める冬虫夏草には、どんな成分がどのぐらい含まれているのでしょうか? 日本国産の冬虫夏草サナギタケの成分を参考までにご紹介します。

【コルジセピン】4.95g

がん細胞などの細胞分裂(増加)を抑制し、がん細胞のアポトーシス(自死)を進める作用があります。

【βグルカン】8.40g

免疫細胞を活性化させます。

【エルゴステロール】750mg

ビタミンDの前駆体で、紫外線にあたることでビタミンへと変化します。抗酸化作用があることから動脈硬化や血栓化を防ぎます。

【マンニトール】4.52g

余分な尿酸を排出する利尿効果や、血流改善による心疾患予防の効果があるとされています。

【SOD】8600単位

SODはもともと人間の体内にある酵素なのですが、40歳以降には減少するとされています。加齢とともに体内に増える活性酵素(DNAを損傷し、様々な疾患のリスクを高める)を除去する酵素で、これにより様々な疾患を予防することができます。

【セレン】80μ

セレンは人間に必要な栄養素のひとつです。食物の中に含有されていますが、最近ではセレンを含む土壌が減っていることから欠乏症を起こすことがあります。欠乏症によって引き起こされる疾患は前立腺がんや筋萎縮、多発性硬化症などです。セレンは摂りすぎると中毒症になるリスクもあり、欠乏症に関しては1日に最低でも25μ、上限は450μ、中毒症状を起こすのは800μ以上とされています。

上記は冬虫夏草サナギタケ100g中の含有量となります。ぜひ参考になさってみてください。

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

関連記事