冬虫夏草に副作用はあるの?

ほぼ万能薬ともいえる冬虫夏草。
でも、やっぱり「どんなものでも将来はあるんじゃないの?」と気になりますよね。
冬虫夏草はほとんどの場合「副作用がない」と言われています。
しかし、一部には口渇感や、軽度の吐き気、胃部不快感などを感じる人がいるとの報告があがっています。
また、冬虫夏草は免疫系に影響を及ぼすことから、膠原病などの免疫疾患ですでに薬剤治療中の方の場合には、
服用している薬の効果が薄れたりするリスクもあるので、医師と相談の上で服用することをおすすめします。
ちなみに、冬虫夏草の中に含まれている免疫改善する成分は以下になります。
【βグルカン】
免疫細胞を活性化させて、正常な免疫機能が保てるように促します。
【SOD】
活性酸素を除去する酵素。これにより症状の発現を抑えると言われています。
免疫疾患で使われる薬も、同じように過剰な免疫反応を抑えるための薬ですので、拮抗してしまう可能性は考えられます。
ですが、補完治療として免疫疾患に対しクリニックから冬虫夏草が処方されるケースもあるようです。
また、膠原病やリウマチに使われるステロイドに多くの副作用があることはすでに知られています。
例えば易感染症といって炎症を起こしやすくなったり、血栓症になったりなどです。
特に若い女性が長期ステロイドを使った場合には生まれてくる子供への影響も懸念される点です。
冬虫夏草に完全に副作用がないとは言えませんが、しかし医療で使われている薬にも多分に副作用はあります。
もし免疫疾患などで長期薬剤服用をされている方は、一度代替療法やホリスティック医療を取り入れているクリニックに受診してみることをおすすめします。
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