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冬虫夏草の主な成分

冬虫夏草は古代中国の時代より、精力剤や滋養強壮として珍重されてきました。その効果を現代の症状に置き換えていうと、免疫機能の向上やコレステロールの低下などがあげられます。では、冬虫夏草のどのような栄養分が免疫機能の向上に繋がっているのでしょうか?

以下、冬虫夏草の主な成分を抜粋して紹介します。

【1】エルゴステロール

細胞の代謝を阻害する代わりに抗酸化作用を起こします。その量はレモンの10倍と言われているのですから驚きです。人間の老化は活性酸素によるものであることを考えると、抗酸化作用の強い冬虫夏草が不老長寿の妙薬と言われたのも不思議ではありません。また、こうした抗酸化作用は動脈硬化を防ぎ、カルシウムの吸収を補助することから血液の凝固を抑え、体液の循環を支えてバランスを保ちます。

【2】コルジセピン

コルジセピンはDNA、RNAの合成を阻害することにより、がん細胞の細胞分裂を阻害してアポトーシスを誘発させる効果があると言われています。アポトーシスとは細胞の自滅(自殺)をいい、通常誰でもがん細胞は持っているものの、アポトーシスが行われることによって制御されています。すなわち、このコルジセピンは従来の人間に備わったアポトーシスを補う効果を持っていることになります。この効果が医学会でも認められ、現在コルジセピンを使った急性白血病とHIVの新薬のための臨床実験が行われています。

【3】SOD(活性酸素除去酵素)

がんや心疾患、脳血管疾患などの疾病リスクを高める活性酸素を還元させる酵素です。SODは元来人間が持っているものですが成長と共に減っていくため、SODを補給することでアンチエイジング効果も期待できます。

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