冬虫夏草の薬膳スープレシピ

冬虫夏草はネットで乾物が買えるので、自宅で調理することもできます。
その中でも比較的栄養価の高い食べ方が「薬膳スープ」です。
まず、乾物の冬虫夏草を洗います。
丸鶏の頭、尾、爪を切り落とし、内臓を取り出しきれいに洗います。
この手間が面倒な方は鶏肉を使用しても大丈夫です。
次に、朝鮮ニンジン、クコの実、なつめ、百合根などの薬膳を用意し、材料をすべて入れて1.7リットルのお湯を加えて土鍋で蓋をして3時間ほど煮込みます。
沸騰後はアクを丁寧に取りましょう。
これでできあがりですが、前日に1時間くらい煮込み、冷蔵庫で一晩寝かせて翌日さらに2時間ほど煮込むと鶏肉がトロトロになっておいしくなります。
薬膳に詳しい方や薬膳が好きな方であれば、他にもいろいろな薬膳を組み合わせてみてもいいでしょう。
お米やもち米を加えてシャンタンで味付けすると韓国料理のサムゲタンのようになって、また違った楽しみ方が出来るでしょう。
サムゲタンのようにするならば、鶏の手羽元で作ると出汁が出ておいしくなります。
丸鶏を1羽手に入れるのは結構困難なので、手羽元で作るのが簡単かつリーズナブルでいいでしょう。
冬虫夏草は鳥や鴨と併せるのが薬膳の基本です。
味付けは塩だけで構いません。他の薬膳を加えなければほとんど無味の薄い塩味です。
色もあまりありません。
薬膳が苦手、でも冬虫夏草のスープを食べてみたい、という方は、先に述べた薬膳スープの作り方で冬虫夏草と鶏肉のみで作ると飲みやすくていいでしょう。
冬虫夏草自体はかじってもキノコの味がするだけです。
冬虫夏草に興味のある方はお試しになるといいでしょう。
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