冬虫夏草の精神安定効果

さまざまな効果が語られている冬虫夏草ですが、精神安定にも効果が出ているとの報告が有ります。これは、冬虫夏草に含まれるメラトニンという成分に精神安定効果が有ることが分かっているからです。メラトニンは体内時計によって、昼と夜の血中濃度が変わります。夜になると高くなり、睡眠を誘うようになっているのです。
アメリカでは、メラトニンは、時差ボケ改善や、不眠の対策に用いられています。冬虫夏草によって睡眠のリズムを取り戻し、ストレスを改善することになります。
さらに、冬虫夏草には、トリプトファンという成分も含まれています。これは、必須アミノ酸の一つで、心身の安定や心の安らぎをもたらす成分と言われています。
他にも、チロシンやビタミンB1など、セロトニン関連の成分が含まれていて、抗うつの成分として働きます。チロシンはセロトニンの材料となる成分ですし、ビタミンB1はセロトニンの働きを助ける重要な成分です。セロトニンは精神状態を安定させる幸せホルモンと呼ばれるものです。逆に、セロトニンが不足するとうつ病の原因にもなると言われているので、日ごろの摂取を心掛けたいものです。
このように、冬虫夏草には、精神を安定させる成分が多く含まれています。ストレスから精神の安定が崩れ、不眠やうつ病などになりやすいと言われています。冬虫夏草を摂取することによって、心が安定し不眠やうつ状態におちいることなく安定した日々が過ごせることが期待されます。冬虫夏草はサプリメントも販売されているので、試してみる価値はありそうです。
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