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日本には冬虫夏草の研究機関が有ります

日本製の冬虫夏草が有ります。中国では、オフィオコルディセプス・シネンシスという虫草菌類が、コウモリガの幼虫に寄生して子実体を形成するものだけを冬虫夏草と呼んでいます。

しかし、日本では少し意味が変わっています。日本では、昆虫に寄生して子実体(キノコ)を形成する虫草菌類を冬虫夏草と呼んでいます。この場合、昆虫は特定のものとされています。

中国製と日本製を分けて考えるため、日本製は、日本冬虫夏草と呼ばれています。

日本には、大学や医療機関以外でも、日本冬虫夏草の研究機関も有ります。日本冬虫夏草は、さまざまな機関での研究結果から、すでにがんや認知症、自己免疫疾患などに対する効果が示されていて、大学や医療機関が連携した共同研究も継続して行われています。

世界の中でも冬虫夏草の研究施設はまだ少ないのですが、すでに発表された成果の中には、日本冬虫夏草には、がん治療に有益な成分が含まれていることを公表しています。その中の一つに、日本冬虫夏草には、メラトニンやフラボノイドなどの抗酸化物質が含まれていて、飲用することで細胞のがん化を防止する働きが有ることを発表しています。しかも抗酸化物質は、がん化の防止だけではなく、老化の防止にも役立つという効果も示されています。

この研究結果を見ると、冬虫夏草には、多くの有益な成分が含まれていることが分かります。かつて古代の中国で、冬虫夏草が不老不死の薬として珍重されたことは、あながち嘘ではなかったということでしょう。

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