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冬虫夏草はがんにも効果が有るのか

免疫療法によるがん治療が注目されています。一般的にがん治療と言えば、外科療法、化学療法、放射線療法が知られていますが、第4の方法として、免疫療法が注目され、免疫療法を実施している病院もあります。

病院における免疫療法は、がん治療はもとより、手術後の再発予防としてもその効果を期待されているものです。病院での免疫療法は、冬虫夏草を用いるものではありません。

病院で行われる免疫療法は、患者自身の血液を採取し、そこからリンパ球を分離します。そしてリンパ球を増やし、活性化させます。それを患者の体内に点滴で戻し、がん細胞を攻撃させる方法です。

このように免疫機能を上げることによってがん細胞を縮小させることは実証されています。冬虫夏草は医薬品ではないので、がん治療に使われることはありません。しかし、免疫機能強化に効果が有り、中国での臨床データでは悪性腫瘍に対して効果を実感した割合が90%以上あるというデータが有ります。

現時点では冬虫夏草は医薬品とは認められていないので、医師が医薬品として患者にすすめることはありません。治療補完としての使用になっています。しかし、がん闘病者が服用して、症状が改善された患者数が、300名中98名いたという結果が、1995年の日本東洋医学会学術総会で発表されています。

今後、さまざまな研究が行われる中で、がん治療に対する効果も検証されていくことでしょう。冬虫夏草に含まれる免疫機能を高める成分が、医療の現場で重要な役割を担っていくものと期待されています。

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