冬虫夏草の摂取量について

冬虫夏草を摂取する場合の適量は、一日に3.5グラムから5グラム程度と言われています。また、無毒性のため摂取し続けても副作用はないと言われています。日本では、医薬品でなくあくまで食品という分類になっていますので、毒性・副作用がないことが確認されたものもありますが、摂取した分だけ効果があるということではありません。やはり冬虫夏草は、古くからある貴重な漢方薬としての認識で、サプリメントとして飲む場合も含め、まずは少量がら試し、ご自身の体調に合わせて摂取量を調整していくことをお勧めします。
現在日本では、天然の生の冬虫夏草が手に入る、ということはほとんどなく、乾燥したもの、粉末、サプリメントなどが一般的です。乾燥したものは、水洗いしてぬるま湯で戻してから使う方法が一般的です。薬用酒として冬虫夏草を漬け込めば、水で煎じるよりも少量で、その貴重なエキスを飲むことができます。粉末の場合、通常のおすすめ摂取量は一日に1グラムから2グラム程度で、サラダなどにかけたり、お味噌汁やスープに混ぜたりしてお召し上がりいただけます。
健康維持や、活力増強などの観点で、世界中から注目を集めている冬虫夏草。期待される効果は、現在も研究が続けられている、まだ未解明な部分もある資源です。サプリメントや錠剤には、他の成分も配合されていることも多いので、用法、摂取量は添付されている指示に従って服用ください。ご自身の体にあわせて継続されることで、冬虫夏草の貴重な恵みを実感できるようになるでしょう。
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